2010年9月3日金曜日

先生たちにとっての体育大会


体育大会は来週の木曜日。あと6日しかありません。「やばい!学級の応援が考えてない!」とか、「種目の練習してないんだなぁ…」とか、焦っている生徒の皆さんも多いのではないかと思います。皆さんの学級は、どうですか?準備は順調にできていますか?

よく、こういうところでは、生徒の皆さんの準備のことについてお話をすることが多いのですが、体育大会が無事にできるように、計画段階でいろいろと頭を悩ませるのが、なにを隠そうわたくしども、先生でございます。

今日の3年生の学年練習は、5時間目の開閉会式の練習も、6時間目の綱引きの練習も、すべて、指令台に立って指示をするのがほぼ初心者という若い先生達でした。

写真は本校のホープ(自称)にしてエース(自称)、数学担当のフレッシュな(自称)先生の的確な(自称)指示の様子です。

会を運営していくために大切なのは、当然盛り上げるための学級の雰囲気なのですが、それ以上にスムーズに進行するように、入退場や勝利した場合、敗退した場合の学級の動き、その後の退場のことなど、細かいことがたくさんあります。しかも、何よりこの炎天下。暑い中でいかに指示を短く簡潔にし、聞いてもらえるかが大切です。こうした場面も、一見ただこなしているようですが、事前の打ち合わせがあり、実施した後の反省や再考があり、本番に至るのです。

皆さんが帰ってから後も、今日の指示はこれでよかったか、今日の動きはこれでよかったかなどの打ち合わせをして本番に臨むのです。

先生達にとっても体育大会は一大イベント。皆さんが帰ってから後も、各種目の準備や係の準備、そして学級の応援の計画など、なかなか休む場面はありません。でも、皆さんの心から楽しみ、正々堂々と勝負に臨む姿勢をただ楽しみに、がんばっています。それが、先生達にとっての大切な体育大会の過程でもあります。


5時間目の開会式の整列では、暑い中ですが立派な整列を見せてくれました。今年の体育大会も気合いが入っていて、楽しみです。
皆さんの会に向けた意気込みと気持ちの切り替え、そして、先生方の綿密な計画があり、体育大会は成り立ちます。双方が力をあわせることで、いい体育大会となるための下準備ができることになります。

でも、主役は皆さん。

あとは、主役である皆さんの大いなる活躍に期待していきたいと思います。