現在、安祥中学校の冬服着用割合は約5%。
各クラス数名にとどまっています。しかし、今後増えてきそうな気配です。
どちらでもいいように、下に夏服を着てくるというのはどうでしょうか。
さて、秋にはこんな短歌があります。
秋来(き)ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
作者は藤原敏行という方。
9世紀から10世紀頃、平安時代の貴族の方です。
この歌は、古今和歌集におさめられています。
意味は、秋になった気配はだ目に見えないけれど、風が吹く音に秋の気配を感じて驚いた、というものです。確かに最近、吹く風の心地よさや、朝夕の風のすがすがしさに秋を感じることがあります。
日中の学校周辺でも、秋を感じるものはないのか…そう思い、学校の周りを歩いてみると、すぐに目に付いたのがこの看板。西尾みどり会(西尾農用地利用改善組合)の皆様が農地を利用して育てられたコスモス畑です。
昨年までは、祥南小学校と安祥中学校の周辺にコスモスを植え、コスモスロードのような形にしていましたが、昨年来の異常気象もあってか、うまく育たないときもありました。今年は、こうしたコスモスが畑一面に育てられています。
明日はどれくらいの涼しさになるのでしょうか。冬服の準備がまだの皆さん、そろそろ押入れから出して、冬支度をしてくださいね。