いよいよ2学期がスタートしました。
暑い体育館で、全校生徒が整然と並んでいます。これだけの人数を久しぶりにみたので壮観で、しかも皆さんの様子を見て、ちょっと大人になったなぁと強く感じました。
校長先生からはお話で、チリの鉱山での坑道落盤による生き埋め事故の話題が出されました。「あなただったらどうする…」そんな問いかけに、あと4ヶ月かかるというこの期間には、体力だけではなくて気力というのも大事なんだということを考えさせられました。
話題はそれますが、以前校長先生が職員に向けてお話をした、アーネストシャクルトンという人がいて、この人の話題と今回の事故は非常に気力の大切さという面で重なります。1914年、南極を目指す航海の途上で氷塊に阻まれ座礁、約1年8ヶ月に渉る漂流の末、奇跡の生還を果すという体験の持ち主で、たくさんの本にもなっています。読書の秋、一度読んでみてはいかがでしょうか。
生徒代表の言葉として話した2年生の男の子の話も立派でした。決意も新たに、2学期をみんな迎えたなぁと関心をしました。
表彰の際にはお手伝いをしていたので、写真は撮れませんでしたが、「日本で4番目に遠くに跳ぶ中学生」として全中の走り幅跳びの記録の表彰を受けた清野君が、どれくらい跳ぶのかを、校長先生がタフロープで実際に示してくださいました。
これが長いのなんのって…
みていた生徒が、「すっげ~!」と声を上げているのは当然わかったのですが、表彰を受けた清野君が、「これ、俺が跳んだの?すっげぇ~!」と驚いていたのが、ちょっと舞台上で見ていて笑えてきました。
暑い中でも、短く、充実した始業式でした。