2010年7月7日水曜日

支え合っての仲間~日々の暮らしのなかで~

今日は曇天。暑い日々の続く中で、気温がこれ以上上がることがないように祈っている生徒(そして先生たち)がいます。はっきりしない天気も、気温が上がらないことを考えればありがたいのかなぁ…と思いながら、それでも関東や東北・九州での豪雨を考えれば、曇や雨を喜ぶのもどうか…と、なんだか気持ちもはっきりしない今日この頃です。

学校はというと、今日から懇談会。午後は部活動三昧です。
部活動ではいよいよレギュラーが発表される頃です。
昼放課はなくなり、長縄も学級活動の時間などに限られて行います。
夏休みの課題がそろそろ発表され、勉強も、少し考えてよ…という段階です。

今日も、午前中にいくつかの学級が長縄の練習をしていました。
写真は、終わった後に縄跳びを片付ける生徒の姿。
そして、作戦について綿密に打ち合わせる先生と生徒の姿です。
この後、この学級には「跳ぶ時の配置」が黒板に書いてありました。

昨年には見られなかったこの光景。

この時期「部活動」の絆が大切にされていた反面、体育大会などに向けての「学級」の絆は、諸行事などを経た後のいわば空白期間であったと思います。
確かに部活動はこの時期大切で、一寸一秒も無駄にできずに練習に明け暮れたい…しかし、学校生活がそれだけではなく、全ての生徒とのかかわりの中で成り立っていることを考えると、学級でいる時間は学級でも絆を大切にしてほしい…そんな生徒会からの願いがあったと思います。

ねらいは「どんぴしゃり」と生徒の心を引きつけました。

暑い中でも熱心に取り組む生徒がたくさんいます。
部活・学級など、様々なところで絆を深め合うことで、互いの相互作用も生まれてくるようになりました。陸上の全国大会記録突破、野球部の県大会出場を教室内で、校舎内で素直に喜び、「自分も続こう!」と考えられるようになったのは、こうした学級での絆を深めるようになったからだと思います。

仲間の活躍を素直に喜び、仲間からも励まされて自分も頑張る…

こうした姿こそ、学校で創り上げた様々な仲間との「絆」によるものだと強く思います。

私たちも含めて、生徒も、世の中の人全て、人は一面だけで生活することはできません。様々な場面で、日々の暮らしのなかで、互いに支え合って、励まし合って、切磋琢磨し合って、わたしたちは仲間の絆を深めていきます。部活動で結果を出すためにも、将来のことについて真剣に向き合うためにも、そして、学級が最高の仲間として過ごせるためにも、一つ一つの活動での「絆」を大事にしてほしいなぁと思います。

そうすると、写真にあるような、みんなが帰った後に片付けをしている人の大切さに気づいてもらえるのかもしれません。