東日本大震災の甚大な被害が日を追うごとに増しているといった感覚が否めない状況です。報道ではどの局も連日情報を様々な角度から繰り返し流しています。
明日公立高校入試の人は、なかなか気持ちも切り替えられず、落ち着かない人もいるかもしれません。でも、今私たちができることは、行方不明の方が無事であることや、被災された方が一刻も救助されることを「願う」ことであり、無事であることを「祈る」こと。
心を痛めている安祥中卒業生の皆様の気持ちを十分理解した上で、まずは残ったB日程の公立高校の試験を精一杯取り組み、その後、さらに私たちにできることはないかを考えましょう。
今、あなたのすべきことは、明日の試験にしっかりとした気持ちで臨むこと。
こんなことをひとりの先生が言うのもなんですが、今、日本が大変なことになっているなか、明日の日本を様々な形で支えてくれるのが皆さんなのですから、そのためにも気持ちをしっかり持って、明日からの試験に臨んでください。
明日の公立高校入試は、予定通りです!
そして在校生の皆さん。
やはり報道などもあり、心中穏やかではないと思いますが、やはり同様に、私たちに今できること、そして、この先できることについて真剣に考えていきましょう。テレビなどを見ると混乱もしますが、この地域は被害もなく無事です。
明日は、通常通り学校があります!
日にちがたつにつれて、情報の中には正確でないものも含まれてきています。
例えば「節電」については、Yahoo!のホームページに「地震関連情報」としての中に、「東京電力・東北電力の地域の方々へ」というページがあり、次のように書かれています。
■東京電力、東北電力管轄の方以外が節電しても効果は出ません
現在、関西電力管轄の地域の方に、節電をお願いするチェーンメールが出回っています。関西電力ホームページ(中段部分)でも記載されていますように、その必要は今のところありません。東日本と西日本では電気の周波数が違い、東日本に周波数を変換して送る際の容量にも上限があるためです。
(以下、Yahoo! の内容より)
これは、中部電力も同じで、協力を依頼できるのは同じ周波数の北海道電力だけだそうです。
以前の地震で発電所に被害を受けた東京電力は、不足分の電気を東北電力からもらっていたのですが、東京電力管内の発電所だけではなく、今回その東北電力も罹災したので、関東での電力供給が厳しいと言うことでした。
(でも、節電はとても大事です。学校でも実践していきましょう!)
今後もどのようなことがあるかわかりません。情報に惑わされないよう、情報収集をしっかりとしていきましょう。