さて、学校では通常の授業体制に戻っていますので、ここでは今週までに行われた様々な行事などについて、インフルエンザなどの情報でお伝えできなかったこともありますので、ホットな情報ではないですが、お知らせしていきます。
今日は、「歌の会」です。
「歌の会ってなんですか?」
というご質問をよく頂きます。実は、保護者の皆さんだけでなく、今年度変わってきた職員からもよく聞かれます。でもそんな時、なんていっていいんだか…。
かれこれこの会の経緯は10年ほど前からに遡ると思います。(違っていたらごめんなさい)。
最初は純粋に卒業式に向けた歌の練習でした。でも、声を出したりする発声練習(通称:バイバイバイ!)や、歌の練習などを通して、音楽の先生がパフォーマンス豊かに取り組んでいらっしゃって、そこに生徒なども参加したことからだったと思います。その後、生徒会などではなく、あくまで自主的に生徒が集まって歌の会の実行委員会をつくり、音楽の先生とともに創り出してきたのがこの「歌の会」で、3年生にとっては数々の思い出を歌で思い出す場、そして、在校生にとっては、先輩からの「何か」を歌でつなぎ、引き継いでいく場ではないかなぁ…と思います。
会場は、こんな感じ。なかなか壮観でしょ。
指揮者が横にいて、在校生と卒業生は対面するような形をとっています。
卒業式の予行演習等の延長で行うということもありますが、この配置も生徒が考えます。
真ん中で指揮を振る生徒もいます。
大きな大合唱団を率いての指揮は、きっと、すかっとするんじゃないかなぁ…。
発声練習などでは先生も登場。
全校の投票で選ばれたのは、3年生の先生お二人!
「バイバイバ~イ!」と美声を披露してくださいました。
先生達の歌もあり、学年ごとの歌もあり、学年同士のコラボの歌もありと、時にはしみじみとさせられ、時には大笑いもできる、そんないい会になりました。先生達も僭越ながら歌を歌わせていただきました。
後ろにいる実行委員(中央に委員長と副委員長)の生徒は、受検もありますが、快く実行委員という重責を引き受けてくれました。そこには、残る在校生の皆さんに「伝えたいもの」があったのではないでしょうか。それが何であるか…は、きっとあの場にいた皆さんにはしっかりとわかっていることでしょう。
「安祥中でよかった…」
そう思ってもらえれば、歌の会は成功だったと思います。
そして、前にいるのは前期生徒会長。
予定もなく突然出てきました。
「いままで頑張ってきてくれた実行委員の皆さんに、拍手!」
…いいこと言うねぇ!
みんなで創り出してきたこの歌の会。
この3年生の思い、きっと伝わったんじゃないかな。