2011年3月12日土曜日

部活動の再開で、喜びたいところですが、地震関係についてお伝えします

長かったインフルエンザによる部活動自粛から明け、今日から本格的に長い時間での部活動を開始。バスケットボール部、ソフトテニス部は、今日がいきなりの大会ということですが、実力を発揮してくれればと思っています。


…と、本来なら部活動の再開を喜びたいところですが、写真もなんだか遠景でざっくりと撮ったという感じで申し訳ありません。今はやはり、こちらの再開を喜ぶことよりも、もう一つの関心事がどうしても頭をよぎってしまいます。そう…地震です。

夜明けとともに昨日このブログでも心配していた事態が深刻な状況へと発展していきました。東北地方の一部では壊滅的な打撃を受けてしまった都市があり、映像などを見るとここに家があったかどうかもわからないような風景になってしまっているところもありました。病院や学校などは高台の避難施設となっているせいか、何十人何百人、中には千人を超える人が同じ施設で避難を待っているという話もありました。私事ですが、知人の都立高校の先生は、昨日は帰宅困難者のために、政府の要請を受けて高校を終夜開放して受け入れたとのことでしたし、Twitterなどでは鉄道の復旧や災害状況、救援要請などの「つぶやき」がリアルタイムに集まってきており、事態が一刻の猶予を許さないといった事態となっています。

今一度、昨日のブログにリンクしておいた県の災害にあった場合のマニュアルをしっかり把握しておいていただきたいと思います。
また、ここまでの地震についてまとめられたgoogleのページは、こちらです。

そして、今一度確認していただきたいのですが、1年の時に提出していただいた(本校で保管しています)大規模地震発生時の避難等について、この機会に再度ご家庭で話し合っていただくとよいかと思います。以下の質問に、家族全員が答えられるようになっているといいと思います。

1 東海地震注意情報が発令された場合、帰宅先はどこですか?
    第1帰宅先は自宅  第2帰宅先はどこですか?

2 東海地震(もしくは大規模地震)が発生した場合の一時的な避難先について
 (1)登下校中の地震発生時の一時的な避難先はどこですか?

   ①地震が起きたら逃げられる場所は登下校の際どこにありますか?
     → これを、「第1避難所」とします。
       通学路などをご家族で一度歩いていただき、
       危険な箇所や避難可能場所等を確認していただければ幸いです。

   ②地震が落ち着いた際、家族と待ち合わせられる地域避難所
    に避難します。どこにしますか?
     → これを、「第2避難所」とします。

       学区付近の市の指定避難所は以下の通りです。

     安祥中・安祥公民館・安城南部小・祥南小・ゆたか保育園
    秋葉公園・安城東高校・東部公民館・昭林公民館・安城高校
    安城南中

 (2)在校中に地震が発生した場合、生徒引き取りは誰が来ますか?

     学校に引き取りに来る方を優先順位を決めて2名ほど考えてください。
  
 (3)在宅中に地震が発生した場合の避難先はどこにする予定ですか?
    生徒を学校から引き取った後の避難先はどこにする予定ですか?

     市指定の第2避難所でも結構ですし、親類等の家などでも結構です。
     被害に応じて対応できるよう2ヶ所以上考えてください。

大規模地震発生・注意情報発令時には、生徒の安否確認のために、こうした事前に頂いた情報に基づいて対応したいと思っています。また、こうした安全確保について、「こうした方がいいですよ」「こんなアイデアがあります」といったご意見があれば、ぜひメールでいただければと思います。皆様のご意見を反映して、よりよい方法での対処を考えていきたいと思います。