2010年11月25日木曜日

第Ⅲ期授業研究会 研究授業編 ~「縮図」がなぜ大切か体感する~

安祥中学校に登場したこの仮面の人物。
決して怪しい人ではございません。
「おっ!赤影!」と思ったあなた、はおそらく40代後半でしょうか。
パーマンだ!」「パー子だ!」と思った方は、30代から40代前半かな。
「あっ!タキシード仮面!」と思った人は、ずいぶん若いですねぇ。

じつはこれ、今回の数学「縮図」の重要アイテムなんです。

これは本校の若くてイケメン(自称)の新任教師がつくった簡易測定器です。名前は…、特に聞いていません。
こんな感じで校舎の角度を測りまして、実際には測れない校舎の高さを計算するためのものです。よく知らない学年の生徒は「先輩なにやってんだ?」と思ったかもしれません。
この授業を受けての今日の研究授業は、「縮図」を学び取るためのものでした。
測定した数値をもとに、プリントに距離を測るための図を描いていきますが…
「先生、はみでちゃうんですけど!」
「なんかみんなと違うんですけど!」
なんて、結構教室は大騒ぎ。その後、グループで相談が続きました。
 先生も、「わからな~い!」という子に対して熱心に指導。生徒も聞き入っています。
出された意見は画用紙でまとめました。みんなが測った角度から計算をして、実際の高さを出しました。誤差が結構出ているのですが、

「今回は~」

「ピタリ賞が~」

「なんと~」

「ついに~!」
「でませんでしたっ!」

はい、おあとがよろしいようで。


ニアピン賞だったグループは大変喜んでいました。
「縮図」はこうした方法で、建築現場などでも使われているんですよ~という説明に、「なるほどぉ~」と、感心していました。