3年生は現在、来週の月曜日に迫っている学年末テストに向けて、猛スパート中です。
猛スパート中だなんて、ちょっと表現が大げさかな…なんて、ブログの頭の言葉を考えながら3年生の教室に行くと、「あぁ、猛スパートって言う言葉、ぴったりだなぁ!」と思えるほど、真剣に学習に取り組んでいる様子がありました。とても感心しました。
3年生の皆さん、頑張ってください!
そして、このブログを読んでくださっている卒業生の皆さん。
さらには、この春から新しい生活を踏み出そうと思っている皆さん。
皆さんの中にも、現在の中学3年生のように、明日・明後日と、今までの自分の努力した成果を発揮する大切な時を控えている人も多いと思います。そう、「大学入試センター試験」です。
そんな皆さんのために、在校生の姿と共に、エールを送りたいと思います。
「ここまでの足跡を振り返り、自信につなげよう!」
3年生のあるクラスが今日やっていたのは、「Count Down カレンダー」づくり。3年間の歩みもあと少しとなったこの時期、残りの日数を数えて自分のこの日の思いやコメントを書き、カレンダーにして毎日一枚ずつはがしていくというものです。
みんなのメッセージが全部読み終わると、その時が卒業。在校生にはまだ実感がわきませんが、卒業生の皆さんは、あのときの何とも言えない気持ちはまだ思い出すと頭に浮かんでくることと思います。次へのステップへの期待と不安、そして、ともに過ごしていた友達との別れに気づいた時の感傷的な思い…。
そう…、私たちはこの学校で、一つのチームだったと思います。
でもそれは、最初からできているものではなく、積み重ねてできたものです。
学習の士気を高め、学級の雰囲気を盛り上げてきた学級での日々。最初はそんな先のことを見通せずに学習でも活動でもばらばらだった頃もありましたが、しだいに学級の活動でも盛り上がり、学習でも仲間と学び合うことを意識することで、互いに伸び合ったなんて事もありました。長い間かけて、歩みは小さいながらも学級や学校で仲間ができ、連帯感が生まれてきたと思います。さらには、将来に向けた希望や夢も時にはイメージし、共有できるようになってきたと思います。最後には共に、「受験頑張ろうね!」などと声をかけ、卒業式が終わったあとに校門をあとにした…、そんな思い出、ありますよね。
少しずつ積み上げてきて、一つのものはできあがります。
それは、皆さんの学びについても同じ事がいえます。
その日その日を過ごしていると見えない自分の小さな努力も、振り返って自分の足跡を見つめると、その歩みに驚かされます。進む距離はまちまちなものの、皆さんは確実に自分は進歩しているはずです。
勝負の日を明日に控えている今、今日はしっかりと自分の歩みを振り返り、進歩や積み重ねを実感してみましょう。
在校生の中学3年生も、今、皆さんが通ってきた道と同じように、一生懸命次の進路に向けて努力をしています。後ろを振り返るゆとりは今はありませんが、確実に中学1年生の頃よりも進歩している、そう私たち教員は感じています。
そんな姿を過去の自分とオーバーラップさせて、「私はここまでやってきた!」「オレはここまで頑張ってきたんだ!」と、膨大な今までの積み重ねを振り返ってみるとよいでしょう。そうすれば、きっとできる!そう思います。
自信を持って明日、明後日に臨んで欲しいと思います。