2010年10月25日月曜日

先輩、そして地域

安祥中学校生徒会では、エコキャップ運動に取り組んでいます。ペットボトルのキャップを外して集めて再資源化することで、CO2(二酸化炭素)の削減を進めているそうです。このキャップの再資源化で得た利益を「発展途上国の子ども達にワクチンを贈る」ことを進めており、安祥中学校もこの活動に協力しています。
生徒の皆さんは、こうした活動はみんな生徒会が呼びかけ、生徒の皆さんだけで集めた者だと思っているかもしれません。でも、実はいろんな方の協力があるんです。

まず、先輩。

今日、安祥中学校を卒業した先輩が、学校を訪ねてきてくれました。
毎月来てくれるこの先輩。手にはレジ袋3つぶんにもなるたくさんのエコキャップが詰まっています。

地域には、中学校を卒業した先輩が、様々なところで働いています。学校などに通っている人もいます。そうした人たちが、職場のリーダーとなり、学校のリーダーとなり、ゴミの減量推進を進める中で、「ペットボトルのキャップ」を回収しようと動いてくれています。先輩は、安祥中学校でこうした活動をしていることを聞きつけ、職場で集めたキャップをわざわざ毎月学校に届けてくれています。こうした先輩達の活動に、本当に感謝します。

そして、地域。

町内会では、キャップを集める運動などを推進しているところもあります。こうした活動を進めるところが、安祥中学校にキャップを寄贈してくれます。生徒会の活動を知って、わざわざ重いのに役員の方が持ってきてくださるのは、本当にありがたいことです。

昇降口においてあるエコキャップ運動のポリバケツ。登校時に一つ一つ持ってきてくれる生徒の皆さんなど、生徒一人一人の力とともに、活動を知って協力してくれる先輩方、そして、地域の皆様がいることを忘れてはいけません。

みんな、支え合って一つになっているんだな…。そう感じる今日の授業後でした。