2010年12月17日金曜日

将来を見据えて ~1年生の学年集会~

2学期の終業式を前に、1年生では学年集会を開きました。
2学期の生活を踏まえた上で、冬休みや3学期以降の生活について、注意しておくべきことや、今後見通しをもって取り組んだ方がよいことなどの話がありました。

小学校を卒業して、まだ9ヶ月。
でも、義務教育終了までは、残りほぼ2年です。
その後の自分の進路を自らの意思で決めるために、この2年間は有効に使いたいと私たちは願っています。学習や部活動などに取り組ませることは学校ができることですが、肝心の自分自身の進路決定については、本人しか決めることができないし、取り組ませているものに意欲を持てるかどうかも、本人の意思にかかわるところになってきます。

入学式というスタートを振り返ると、今の1年生はまだまだ後ろが見えそうな時。ともすると小学生気分で過ごしてしまい、勉強も適当だったり、部活動や友達関係もいろいろと問題を抱えながら、けじめなく過ごしてしまう人もいるかもしれません。それが生活の乱れに関係してきて、やがて様々なことが追いつかなくなってきた時、気づくと卒業するまでの時間の方が短いということもあると思います。
進路は自ら切り拓(ひら)くもの。その考えを持たなければいけないということに、今こそ気づくべき時でもあるでしょう。


そのために、1年生ではまず身近な方の職業について、インタビュー形式で聞き出し、それをみんなでまとめたり発表したりすることによって、様々な職業について学ぶ「この人にインタビュー」という活動を進めていきます。これは、2年生の1学期に行う「キャリアスタートウイーク」という長期の職業体験学習につながっていきます。
この3年間で自分の進路を意識していくためのスタートとなる大切な機会です。是非おうちの方にもご協力をいただきたいと思います。よろしくお願いします。