2010年12月11日土曜日

3年間の安祥ストーリー ~懇談会のお話を学年ごとにつなげると…~

今週は2学期の三者懇談会がありました。お忙しい中をありがとうございました。


その中で、各学年・各担任ごとにお話をした内容は違うかもしれませんが、次のようなことが伝わっているのではないかと思います。


1年生は、キャリア教育の一環として、ここから3学期までの間に仕事に就いている様々な方にお話を聞いたり、職業について調べたりしながら、これからの自分が進みたいと思っている道をイメージする機会を持っていくということが話されたのではないかと思います。
2年生の1学期には、「キャリアスタートウイーク」(県では「あいち 出会いと体験の道場」)という職業体験学習が例年計画されています。

2年生は、1月に行われる立志の会を1つのポイントにして、今までの自分自身の歩みを振り返り、これからの自分の進むべき道の見通しをもつ段階に来たということが話されたのではないかと思います。

3年生は、就職や企業内学校といった選択か、私立や公立の高校や専修学校、高専といった選択か、1学期の懇談会でも話をしましたが、具体的にどのような方向に進むかということを。

(…こんな感じだったと思うのですが…)


中学校は義務教育の最終段階でもあります。中学校に上がったばかりの生徒には、今自分自身が義務教育というところに身を置いているということも、この先自分自身が考えた進路に向けて進んでいき、共に学んだ仲間は様々な方向に進んでいくということも、なかなかわからないと思います。かといって、わからない生徒のみんなに無理に進路について学ばせても、次の進路先で目的意識がなくなってしまうようなこともあります。

各学年で生徒の皆さんが聞いた話だけではイメージがしにくいことかもしれませんが、3学年を通してお話をされたことを読んでいただくと、段階を追って自分自身の将来を考え、自立に向けてイメージをしていくこと、踏み出していくことを大切にしているということがわかってもらえるのではないかと思います。もっといえば、1年生の段階からこのことについて真剣に考えることこそ、部活や学校での様々な活動も含めて、中学校という生活が本当に魅力のあるものになると思います。
これを、安祥中学校では「3年間の『安祥ストーリー』」と称して、各学年ごとにイメージをしながら進めています。

今日は、ちょっと説明が下手だったかもしれませんが、今後、キャリア教育や進路に関わる情報などについても整理してお伝えして行ければと思います。