テスト週間中、テストの情報も先生からたくさんもらって、一日が終わるとみんなのため息が聞こえてきそうです。部活のある時以上に、生徒からは「もうくたくた~」なんて声も。
各教室を回ってみると、6時間目も終わりに近づこうとしていた3年生の教室では、数学の授業に参加していたガチャピンも、こんなにヘトヘト。
「も~、先生~疲れたよ~。」と聞こえてきそうです。
(まぁ、分かってると思いますけど、筆箱ですからね…、念のため。)
一方、テストまであと2日の2年生の教室では、課題が毎日みんなから提出されて山のようになっていました。
日々積み重ねる授業、日々積み重ねる課題。テストへの追い込み時期の中、本当に、テストで成果が上がるのだろうか…と不安になることもあるでしょう。
「毎日の積み重ねは小さくても、やがて大きな花を開く…」なんて、よくいろいろな先生やおうちの方から聞く人もいるかもしれません。でも、実際課題を毎日やっていても、なかなか思ったとおりに成績が上がったり、テストの点数がよくなったりしないじゃないか…。な~んて、ちょっと投げやりになってしまうようなこともあるかもしれません。
そんなみなさんに、ちょっとコーヒーブレイク。
こんな英語の言葉をプレゼントしましょう。
"No Pain, No Gain."
Pain(ペイン)とは、「苦しみ」とか「痛み」という意味です。
No Painで、「痛みがない」「苦しみがない」という意味になるでしょうか。
Gain(ゲイン)とは、「得る」とか「手に入れる」という意味です。
No Gainで、「手に入れるものがない」という意味になるでしょうか。
No Pain, No Gain.とは、「苦しまなければ、手には入れられない」という意味です。
たしかにこつこつやれば、少しずつ成果は出ます。でも、本気で結果を出そうと思ったときは、腹八分目の努力ではなく、自分の身長を背伸びして、ジャンプして越えていくような「苦しみ」や「痛み」、"Pain"、を伴う努力も必要です。今、皆さんがどこまで力を伸ばすことができるかは、あなた自身の本気度にかかっています。本気に物事に取り組もうとするときほど、人は夢中に取り組めるもの。その努力はきっと、何かをもたらす"Gain"を手に入れることになるのでしょう。
日々の積み重ねができるようになった人は、それだけでも大きな進歩です。でも、もっと大きな成長を望むなら、自分の立てた目標に向けて果敢にチャレンジすること。時には「痛み」も伴うことでしょう。部活動も、人間的な成長も同じ。
テストまであと2日。頑張って下さい。
「はいっ、コーヒーブレイク終わり!勉強、勉強!」