2010年6月12日土曜日

キャリアスタートウイーク総集編 その6 ~幼稚園・保育園編~

キャリアスタートウイーク総集編。第6弾は、幼稚園・保育園です。保護者の皆様が思うのは、「うちの子だって、幼稚園・保育園に通っていたのはつい最近のこと…」という感覚でしょう。中学生にとっても、その感覚は確かにあります。訪れた幼稚園や保育園が出身園だったりして、「なつかしい!」という思いを抱いたことと思います。そして、接してくる幼稚園児・保育園児の純真さ・ピュアな心にも、懐かしさすら感じたことでしょう。子どもたちは、中学生のお姉さんとして接するのではなく、ここでは他の事業所にはないほど「先生」の一人として頼られることが多いというのが特徴でもあります。

幼稚園・保育園の園児は、遊びも大切な教育活動のうちのひとつ。先生が、ともに遊んであげることはとても大切なことです。小さい頃は、「いいなぁ、先生はずっと遊べていて…」と思ったかもしれませんが、遊びも大切な仕事。園児がけがをしたり、調子を崩していたりしないか、友達とトラブルを起こすようなことはないのかなど、ともに遊んでいるという姿を通して、園児の様子を把握するという大切な「仕事」でもあるのです。

トイレの世話や服の着替え、給食の準備なども同じ。今ではすっかりできるようになったことも、ここで教えてもらうことで、そして、家でしつけをしてもらうことで、皆さんの今がこうしてあるのです。先生という仕事をしてみて、いかに生徒の成長に重要な時期であるのか、幼稚園・保育園の体験を通して分かったのではないかと思います。

したがって、こうした仕事は実に体力勝負の面がありますし、常に園児の体調や心情など、目配りや気配りが大切な業種でもあります。時には命にもかかわる重大な任務にもなります。園児はパワフルで大変ですし、できないことも多いところがあります。しかし、その転を先生が上手に指導していくことで、できるようになる、やれるようになる、自身を付けさせて成長していける、そんな手助けをする大事な業務であるともいえるでしょう。

ご協力いただいた事業所の皆様、ありがとうございました。