今回キャリアスタートウイークでお世話になった商店は実にたくさんあります。売っているものは実に様々で、当然対象となるお客様も様々です。園芸関係の専門店、食料品を扱うスーパーマーケット、コンビニエンスストア、そして、日曜雑貨等を取り扱うホームセンターなど、その規模や目的は、それぞれで全く違っています。当然、その店で働いている人の仕事内容も全く変わってきます。
ただ、共通することは、そこにお客様がいるということだと思います。目の前にいても、姿が全くなくても、すべての従業員の思いは、お客様が手を取って商品を眺め、やがて、商品を購入するということ、それに尽きると思うのです。
スーパーで様々な種類の肉のトレーを丁寧に並べている生徒。これも、きていただいたお客様に手にとって商品を買っていただくことが大切になります。かってほしいと思うのならば、お客様の側に立って、お客様のニーズに合わせなければいけないでしょう。そんな貴重な体験を、こうした場でさせていただいていると言うことに気づいてほしいと思います。
これはコンビニエンスストアでも同じです。24時間営業をしてる商店では、どのタイミングでもお客様が求めるニーズに応じることができなければ、商売としては成り立たなくなってしまいます。だからこそ、的確な発注や迅速な処理が大切であり、どの従業員でもこうした作業に対応できるようになっていなければなりません。
たくさんの商品に埋もれながら、いわゆるバックヤードというところに入り、何を出したらいいのか、悪戦苦闘をしていた安祥中の若き店員さんたち。その場所から見るお客さんは、普段自分たちが主役となってみているお客さんとは違った立場で見えたのではないでしょうか。
ぜひ、これから商店に出かけたときはそんな視点で世の中を見つめてみて下さい。